MartinD-35 Jacaranda 1969

1965年にマーチンドレッドノートシリーズに加わった”D-35”。わずか4年間のみしかハカランダモデルは生産されませんでした。同じサイドバック材を使用する28と比較してもそのキャラクターはまったく別物。そのセパーレーションに優れた鳴りでファンの多いモデルでもあります。この1969年がハカランダ使用の最終年となりますが、ハカランダを使用したマーティンビンテージは近年ますます価格高騰が進んでいます。スプルーストップ、ハカランダサイド3Pバック、マホガニーSQネック、エボニー指板&ブリッジ、ボディー&ネックホワイトセルバインディング、オリジナルPatグローバーペグ、ローズウッドラージブリッジプレート、ノンスキャロップドエックスブレーシング、ピックガードは近年同サイズにて交換済。28ほどローエンドにフォーカスされた感じではなく、それぞれの音域がバランスよくセパレーションに優れた響きが魅力的な35。ハカランダボディーが生み出すそのレンジ感の広さ、パワフルさはならではの良さがございます。曇りのないクリアな美しい響きが素晴らしいモデルです。ピックガードは交換されていますが質感はよく、下にマーチンクラックもありません。その他全体的に薄いウェザーチェックや小キズこそ窺えるものの、年式を考えれば大変綺麗な状態をキープし、ノークラック品で大変よいコンディションをキープした一本です。リフレットを済ませており、フレット高も十分でネック周りのコンディションも優れており、パワフルな出音をそのままに、弾きやすいセッティングを保たれています。多くのミュージシャンが魅了された35サウンドと'60sハカランダサウンドを楽しんで頂けるおすすめの逸品です。ハードケース付属。

Condition:EX++

Top:Solid Spruce

Side:Solid Jacaranda

Back:Solid Jacaranda/3p

Neck:Mahogany

Fingerboard:Ebony

Bridge:Ebony

Fingerboard Inlay:Dots

Machine Heads:Grover/Original

Pick Guard:Black/Change

Pick up:none

Nut width:42.9mm

Scale:645.2mm

Case:Hard Case