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GIBSONJ-160E 1967

出展:三木楽器Booth No. S15 / Shop Zone

販売価格:¥798,000
ジョン・レノンとジョージ・ハリスンがお揃いで入手したギター、ビートルズギアとしてあまりにも有名な機種である"J-160E"。1951年にアンサンブルの中でも音量で負けない様にと発表された世界で始めてピックアップが搭載されたフラットトップ"CF-100"。その基本コンセプトを受け継いだ"J-160E"は1954年に発表されました。本器は1967年製、ラミネートスプルーストップ、マホガニーサイド&バック、マホガニーネック、ハカランダ指板&ブリッジ、艶消しセラミックアジャスタブルサドル、オリジナル2こぶキーストーン"クルーソンデラックス"ペグ、クラウンヘッドロゴインレイ、ディッシュパーロイド指板インレイ、ダブルリングロゼッタ、3プライバインディング、オリジナルトートイズ柄ピックガード、ダブルリングロゼッタ、3プライバインディング、トップ構造はラダープレイシング、15フレットジョイント、ワンボリュームワントーンのP-90、ナット幅約40mm、14度ヘッド角。J-45と同じくラウンドショルダーボディですが、P-90は太くて甘い音が出しやすい位置に搭載されており、それに伴ってネックジョイントが15フレットとなっています。フレットは交換済、1-3フレットあたりの指板にへこみが見られますが僅かなもので演奏への支障はございません。J-160Eでしか味わえないカラッとドライでザクザクとしゃがれたようなサウンド、鳴らせば鳴らすほどまたかき鳴らしたくなるようなトーンは癖になります。ラダー構造による生音は賛否ありますが、数多のミュージシャンが愛用する理由はここにあります。ボリュームもたっぷり、指で鳴らせば枯れの中にもスウィートを感じるような甘さがあります。1965年頃から採用されるナローネック仕様、この弦間隔から生まれるタイトでまとまりのある独特なサウンド、ADJサドルが生み出す小気味よいパーカッシブな響きと絶妙にマッチし年代特有の音色を生み出します。野太くファットで味わいのあるピックアップサウンドも魅力の1つです。全体にラッカーチェックが見られよく使い込まれたビンテージらしい貫禄のあるルックスですが、木部に至るクラックは見られず良好なコンディションが保たれています。ネック周りの演奏性も大変良好で、ADJサドルの上下幅も残っており、まだまだこれから弾き込んでいただけるグッドコンディションです。1弦側ネックジョイント付近に木部まで達するやや深めの打痕がありますが、ご使用の上で影響がございません。同じく1弦側のサイドショルダーに塗装が溶けたような跡、サイドジャック周りの塗装欠け、サウンドホール箇所のピックスクラッチによる木部の露出など、しっかりと弾き込まれてきた跡がギブソンヴィンテージとしては嬉しいポイントではないでしょうか。全体的な打痕な擦り傷なども風合い良くさほど気になりません。この時期に見られるややフェイドしたサンバーストも良き雰囲気を纏わせます。ビートルズギヤとしては欠かせない合板ラダーのタイトな生音でも独特の枯れたドライなニュアンスは裏切りなく良いサウンドを味わって頂けます。やや年季が入った汎用ハードケースが付属します。

Condition:EX++
Top:Spruce
Side:Mahogany
Back:Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerboard:Jacaranda
Bridge:Jacaranda
Machine Head:Kluson Deluxe/Nickel
Fingerboard Inlay:Dish Pearloid
Rosette:White&Black
Binding:White&Black
Pick Guard:None
Pick up:P-90
Nut width:40mm
Scale:628.65mm
Case:Hard Case

三木楽器の出展商品