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GibsonJ-50

出展：ドルフィンギターズ

J-45のナチュラルバージョンとして、1942年に発表され、様々なジャンルのアーティストに使用され続ける名器J-50。本器は1956年製のヴィンテージ品。

トップ：シトカスプルース
サイド＆バック：マホガニー
ネック：マホガニー
指板：ハカランダ
ブリッジ：ハカランダ
その他：ラージピックガード（交換）、オリジナルクルーソンペグ

1955年頃より、本機のデティールの20フレット、ラージガードとなり、それまでのスペックと比べると、ややモダンなデザインとなりました。またブレイシングもノンスキャロップへ変更（60年代の後半まで続きます）、タイトでクリアなサウンドとなり、一般的にギブソンで言われる”ストロークで歯切れの良いトーン”は、このあたりの年代からの印象かも知れません。

力強く馬力のある低域やクリアな高音域にヴィンテージの枯れたエッセンスがプラスされ、素晴らしいトーンでプレイヤーを魅了するサウンドです。ついつい長時間弾いてしまう不思議な魅力があります。

全体的に年式相応の使用感、トップ&バックにクラックリペア跡やブリッジの右ドットマーク入れ替え、ピックガード交換（雰囲気を損なわないように塗装を施し、塗り込みに仕上げております）激しいストロークによる傷などがございますが、逆に美しく見えるのは、不思議なものです。ヴィンテージジーンズのように経年劣化を楽しむ要素が、ギブソンブランドには確実に存在します。

ネックコンディションも非常に良好で、ハイポジションも弾きやすく、現代的な奏法にもお使いいただけると思います。

年々、希少になってきているヴィンテージJ-50、傷の一つ一つも味わいや魅力にカウントされるヴィンテージギターの世界、是非お試しください！