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Martin Custom ShopCTM Style D-18 "Engelmann Spruce & Alaskan Ceder(Hinoki)"

出展:ワタナベ楽器店

販売価格:¥880,000
2022/9月に3年振りに行われたMartinファクトリーツアー。そのツアーに合わせて用意されたPrebuilt Custom品の中から買い付けたカスタムショップの新作が入荷しました。
 
マーティン社最高の技術によるハンドメイドでの組み上げとカスタムショップグレードと呼ばれる選定材が惜しみなく使用される、現代マーティンの最高峰”マーティンカスタムショップ”。膨大な敷地の僅かな一郭で、熟練の職人のみが配属を許される僅か20人程の精鋭集団。その仕上がりはもちろんスタンダードをあらゆる面で凌ぐ超一級品です。
 
こちらはMartin社の中でも非常にレアなアラスカンシダー材をネック材&サイドバック材に使用した18スタイルを基としたカスタム品。
 
スペック表にはアラスカンシダー(Hinoki)と表記されており、ヒノキ科であると思われるこちらの材、柾目の非常に上質なものが使用されており、カスタムショップのクラフトマンが皆「この材はとても高いポテンシャルがある」とイチ押ししておりました。
 
一際目を引く買い付け前に実際に弾いてみるとこれまで体感したことのない低域の豊かさと独特の柔らかさ、音の広がりが非常に気持ち良く、軽く柔軟性のある材質ならではの反復するかのような共鳴が非常に中毒性があり、いつまでも弾いていたいと思わせる濃厚な音色でした。
 
トップ材に合わせているインゲルマンスプルースもとても相性が良く、プレーン弦のくっきりした鳴りと煌びやかさを加味することでメリハリを得て、ギターとしての守備範囲を広げバランスを整えている印象を受けます。
 
低域の鳴り方はローズ系のギターを弾いているかのような感覚がありますが、そこまで反射が速いわけではなく、ゆったりと立ち上がり柔らかく広がる印象。厚めのフラットピッキングでビシバシと演奏するよりは、フィンガーピッキングでの演奏や歌物のバックとして使うことに適している楽器かなと思います。
 
スペックとしましては、アラスカンシダー(インディアンローズウッド材センター)材ネック(Mod Low OvalプロファイルのHigh Performance Taper)、エボニー材指板&ブリッジ、約44.5mmナット幅、645mmスケール、インディアンローズウッド材バインディング、Old Style 18指板インレイ、Old Style Silver(Large)ロゴ、Gotoh Goldペグ、ポリッシュドヘッドプレートと、カスタムショップの醍醐味といえる唯一無二の仕様となります。
 
チャレンジングに市場的に貴重な高級木材を使い、ギターとして非常に高いレベルに仕上げるマーチンカスタムショップチームの製作クオリティの高さと熱意をビシビシと感じる意欲作。唯一無二の貴重なカスタムギターです。
 
 
スタイル:D-18
トップ材:インゲルマンスプルース
ブレイシング材:シトカスプルース / Xブレイシング・スキャロップド
サイド&バック材:アラスカンシダー(檜)
指板:エボニー
ブリッジ駒:エボニー / Modern BELLY / ドロップイン・ロングサドル
ネック材:アラスカンシダー/センターローズウッド・ストリップ
ネック形状:Modified Low Oval / High Performance Taper(44.5mmナット幅)
バインディング:インディアンローズウッド
ヘッドロゴ:Old Style Silver(Large)
ペグ:Gotoh Gold
シリアルナンバー:2473435