S14 / Shop

Gibson Southern Jumbo 1948年製

イシバシ楽器

轟くようなサウンド。上限のないサウンドレンジ。しっかり調整されたポストウォーモデルです。ヘッドスぺックは、シルクスクリーン・モダンロゴ、オリジナルのオープンバック・KLUSONペグ(かなり貴重です!)、ペグボタンもシュリンクしているもののオリジナルです。ヘッドテーパーはかなりきつくなっているのもこの時代の特徴です。指板は淡い色のハカランダにダブルパラレログラムインレイ、バインディング仕様です。ブリッジは一度貼り直した形跡が見えますがオリジナルのダウンベリータイプ、杢がしっかり出たハカランダです。バックはセンターにブラックラインが入ったマホガニーボディです。

コンディションはご覧のように、これを百戦錬磨!と言うのだという貫録レベル。サウンドホール周りは激しく削り取られ、こうでないとギブソンでない!というファンも多いかと思います。6弦側ウェスト部に表面上のクラックがありますが内部ライナー上で止まっています。バックはボトム付近センター部に表面上の鍵傷が多数ありますがクラックは確認できません。6弦側ボトムにかなり大きなダメージがありアメリカンな修理がされており段差がありますがしっかり止まっていることを確認しています。サイド材には1弦6弦両側のウェスト~エンドにかけて長くクラックが入っており隙間が出来ておりましたので当店にて隙間の材埋めを施しました。元々接着はされていたのですが隙間があった状態で、太鼓で言うと胴が割れている状態の為これでは鳴りません。しっかり前後に音が跳ね返るようになりました。この処置とは別に以前に部分的にサイドにオーバースプレーされている質感です。サイドエンドピン1弦側にジャック加工穴埋め跡があります。ナットとサドルを新たに作成しバシッと決めました。ネックはバッチリストレートで良好です。フレットは幾度となくリフレットされており、現在は70~80%は十分に高さがあります。ブリッジピンは近年のリプレイスメントパーツになっています。一度相当なダメージを受けていますので内部ブレーシングも剥がれたようです。バック上から2つ目は交換、Xブレーシングの左右と真下の各部の1本ずつも交換されています。

さて、サウンドは、、、本当にすごい!これだけの修理調整を乗り越えてきて使われているギターですので鳴らない訳がありません。ハードピックで押し込むように掻き鳴らしてもまだ上限に達しないほどの懐の深さ。そうかと思えば爪弾く優しさにも優美なサスティーンでしっかり応えてくれます。ブリッジプレートもオリジナルと同型のメイプルで再作成されているのでボールエンドが暴れずしっかり食い込んでくれ伝達ロスがない良好なコンディションです。トップのドーミングも適度でこれが物凄いバイブレーションの源です。

ネックよし、ブリッジ周りよし、プレイアビリティよし、サウンドよし。プレイヤーにとって望まれる条件をしっかり満たしてくれるでしょう。

60年代頃の非純正ハードケース付属(底部留め具が一箇所欠損していますが他が止まりますので実用可能です)

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